YUUのゲーム雑記

主にSwitchのゲームについての日記。

【初音ミクPDA】コントローラーの改造をしてみる その1


あっ、もうこれ1年前の記事じゃん。

 

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上記事の真ん中あたりのダンボールの中身で、Switch版「初音ミク Project DIVA MEGA39’s」の専用コントローラーです。

 

このゲームは初音ミクPDAの最新作で収録曲もモジュールもかなりの数が収録されていて、期待して買ったはいいけど質の悪いJoy-Conで遊ぶのはほぼ無理でした。

というわけで、お値段およそ39千円の通販で期間限定販売の専用コントローラーを、かなり高いから悩んで悩んだ結果遊びたい欲の方が強くてポチりました。

 

…とそんなに悩んでお高い買い物をした割には、届いたものは一般向けで販売するためにゲーセン版とは安全基準だとか何だかで質が違うものでした。

非っ常にボタンが重くて固くて押し難い上に、騒音はいちいち押すたびに「ボゴッ!ボゴッ!」と鳴るくらい酷いもので…。

形状とかボタンの間隔はアーケード版基準で触りやすいし、アーケード版そのものなスライダー操作はJoy-Conじゃ再現できないし、目立つ不満はあるけれど、Joy-Conでストレス溜めながら遊ぶのに比べたらゲーセン版に近い操作感覚で楽しめるので十分いいですが。

もしかしてゲーセンの騒音もなかなかだから気付かないだけで、こんな酷い音してたかもしれないし。…そんなわけないか。

 

形状がアーケード版再現とは言っても、流石にボタンが押すのが難しいのは目を瞑れないし、例えば小指で押したいときにボタンが重すぎて指が耐えられなくてノーツ落とすのが頻繁にあると苛立つし、そもそも以外の指も30分も遊べば痛くて疲れてきます。

 

やっぱりネットで調べるとこのあたりの不満が多くて改造しているところが多いので、自分も参考にしながら、まずはボタンの固さの改善をやってみました。

…というのを去年の夏の工作的な感じでやろうとしてやらなくて、1年後の夏にやり始めるという…。

 

参考先。今回はここでいう5番の内容をやっています。

 

まずは部品の購入。

上の記事でも使われているものは大体Amazonで揃いますが、バネと押しボタンは専用の通販サイトじゃないと買えなかったです。

 

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上のリンクの通販サイトから、それぞれバネが「OBSA-SP-100」、押しボタンが「SW-68」を買いました。

参考記事の静音化に必要な道具一式も買っているけど、騒音が気にならない時間帯に遊べばいいかと 作業がメンドイから 今回はやらなくて、またいつかやります。

(前回記事の「いつかやろう」から今回まで1年の空きがある件。)

 

参考記事によると初音ミクホリコンに本来付いているものが200gのバネだそうで、おすすめされている押圧が半分の100gを買ってみました。

ちなみに買ったのは前回記事を書いた時期でこれらも1年眠らせていた訳ですが、最近よく行くゲーセンがポップンミュージックのボタンのバネを60gに変えたらしく、ほかの店の交換なしの台と比べたらものすごく押しやすいです。

有力なサイトを参考にするのも良いけど、実際に自分で触れてみるのも大事だなぁと。

今更買い直しをするかどうかは悩みますが…。

 

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買ったバネと押しボタンを交換する訳ですが、まずは裏面のねじを外して開封

開「封」の文字通りねじのひとつは保証シールで目隠しされていて、剥がすと保証対象外になります。

 

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蓋を外してこんな感じ。

本体が大きすぎるせいで中身は空洞が多くて、これに反響して余計に騒音を大きく感じさせます。

これを改善するキューオンは買って(1年ほど壁に立て掛けて)あるけど、もしかしたらもしかしたらバネをこだわって交換しまくったりするかもしれないから、固める作業はまた今度。

 

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ボタンを取り外して、左の部品の中央に押しボタン、真ん中の部品にバネが付いているので、取り外して入れ替えます。

 

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両方とも、左側が本来初音ミクホリコンに付いていた部品で、右側が今回交換する部品。

バネは見て分かるように密度が減って、実際にかなり軽い反発力になっています。

一方でボタンはキャップの色やケースの細かい造形が違うのはあるけど、問題は静音性と反発力とかそういった話。両手で持ってカチカチカチカチ押してみたけど、イマイチ違いが分からないし、もしかしたら同じものなのかもしれないです…。

 

ちゃちゃっと4個分のボタンを交換して組み立て直し。

 

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騒音自体は何も手をつけてないから相変わらずだけど、ボタンの押しやすさは100gのバネでも効果抜群で、改造前に比べたらものすごく良くなりました。

ただ、ハード譜面以降によくある間隔の短いノーツはボタンの押し込み戻りが遅くて押しにくいと感じるので、バネの押圧が100gが正解じゃなくてバネの押し比べが必要な気がしてきます。(もしくはただのコントローラーのせいにするヘタクソか。)

 

ちなみにゲーム内の表示はSwitch版の「XYBA」ではなくてアーケードやPS版のように「△□×○」にしています。

今更手元のボタンの模様を確認しながら遊ぶ訳じゃないから要らないけど、欲を言うとボタンの表示も変えたいです。そのボタンの模様も分解してひっくり返せば簡単に外れる仕様なので、振ったり押し込んだりするとカタカタ鳴って騒音になります。最終的には固定が必要になってきます。

 

この改造だけでもかなり改善されるのでやるかどうかはかなり怪しいですが、もしも次回やる気があったらバネの押し比べとボタン周りの静音化の本格的着手になると思います。