Switchのコントローラーがクッソボロい。
いま自分はJoy-Conを「スプラトゥーン2同梱版本体に入っているネオングリーン&ネオンピンク」と、単品で購入した「ネオンレッド&ネオンブルー」の2組を修理しつつローテしながら使っています。
(一応妹のSwitchの「グレー&グレー」も家にあるはあるけど壊す()のはどうかと思うので除外。)
で、全4本のスティックが同じように壊れてくれたので修理をしようという話。
PS2やゲームキューブのときはコントローラーの不良はほとんどなかったけれど、Switchになって異様に壊れやすくなったなと感じます。
じゃあ、Switchに使っている部品が悪いのかというとそういうわけでもなく、普段はアルバイトでゲームセンターのゲーム機の修理をやっていますが、そこではワンダーランドウォーズやFGOアーケード、ボンバーガールやディシティアファイナルファンタジー、少し前にサービス終了したガンスリンガーストラトスに使われていたスティックがすぐに壊れて交換作業をよくやっています。
(見て分かる通り、足の多いはんだ付け部品なので交換はかなり苦しみます。)
どの機種にもだいたいこんな感じの部品が入っています。
Switchはこれより更に小型化した部品が入っていて、さらに壊れやすくなっています。
コントローラーの小型化は確かに手が疲れなくて便利ではあるんですが、度を越えた小型化で壊れやすくなっているのは不便だなぁと。
…何?長寿命のPS2コントローラーにもこの部品を使ってるだって…?
気のせいだ気のせい。
さて、まずは修理中に手順の写真が欲しかったので、スマホを置いて撮影を…と思ったけれど、長時間の動画をアプリ入れ過ぎで容量がカツカツのスマホに入れるのは嫌だったので、例の録画キットを取り付けて外部で録画をしていました。
これを取り付けて、スマホはカメラ起動状態で放置にしたところ、iPhoneのカメラ撮影時って枠がかなり目立ってて鬱陶しいのが問題。
最近はリモート○○でスマホをWebカメラ代わりにすることも多くて、対応しているアプリも多いだろうと思って調べて、今回は「iVCam」で撮影。
アイコンがやかましい気がするけど、まぁいいかなと。
(ちなみに動画は右Joy-Con修理20分、左Joy-Con修理20分で約45分ほどの動画でmp4ファイルの9GBになってました。)
そんな感じでここからが本題。
まずは右Joy-Conの修理から。
こんな感じにスティック押してないのに下方向や右方向に動くようになっています。
モンハンだと突然カメラがモンスターを無視して地面に注目し始めたり、大回転を始めたりとなんの縛りプレイだと言いたくなる妨害が入ってきます。ポケモン剣盾だと巣穴でピックアップレイドを粘ってA連打してたらいつの間にか巣穴からターゲットが外れて明後日の方向を向いてたり、バトル中にダイマックス技と通常技のコマンドを交互に入れ替え始めたりとか…。
本当はRボタンも反応が悪くて、モンハンのジャストガードが失敗してBC送りは多々あるけど、はんだ付けがあって面倒なので今日はパス。
必要な工具は、
これら一式があれば十分。
ビットは+とY字が必須で、ついでに付属してる*字はポケモン系のゲームボーイのソフトの電池交換にも使えます。
あとは密着しているケースを剥がすのに便利な三角オープナー、コネクタのツメを外すのに使えるヘラ、ネジや細かい部品を掴むのに便利なピンセットと、必要な工具が揃っています。
交換する部品の方は、サードパーティー製が多く出回ってて、メーカーがよくわからないような中国製のものがとても安く手に入ります。…すぐ壊れますが。
交換もそろそろ10回ぐらいやっててウンザリしていたんですが、国内メーカーでYoutubeで修理動画を出している「あすか修繕堂」というところが修理部品一式をAmazonで販売をしていて、以前から「改良版スティック」なるものも販売されてました。
前回の交換の時は品切れで買えなかったので諦めてどこかのメーカーのよくわからない部品を使って済ませたけど、今は在庫が増えて割引も入っていたので試しに2つ購入。
早速スティックを交換。
Joy-Conの裏面4箇所のY字のネジを4箇所外して、
三角オープナーを隙間に差し込んでケースを外して、
レール(SL・SRボタンが付いている面)に接続されているケーブルを引っ張らないように開封。
粘着テープで固定されているバッテリーを外して、(常に電源が入ったままなので、不安な人はバッテリーと基板が繋がっている白いコネクタを外して通電しない状態で作業すること。)
バッテリーが乗っていた台の3箇所の+ネジを外して、
ZL・ZRボタンに接続されているケーブルを引っ張らないように展開。
スティックを留めている2箇所の+ネジを外して、
フラットケーブルが繋がっているコネクタのツメを持ち上げて、ロックを外してからフラットケーブルを傷付けないようにゆっくり抜きます。
これであとはスティック本体をゆっくり上に持ち上げれば抜けるので、これで取り外しは出来ました。
というか、スクショがかなりブレるからもっとゆっくり作業して欲しい。…と、編集しながら思った。
今度は改良品(ケーブルが青色)の取り付け。
スティックを差し込んで、
スティックを留めている2箇所の+ネジを元に戻して、
スティックが動かないように固定してからフラットケーブルを傷付けないようにコネクターに差し込んで、奥までしっかり挿したらツメを倒してロック。
あとはとにかく横に伸びるフラットケーブルを傷付けないように気を付けつつ元に戻して作業完了。
元に戻りました!
さて、同じように左Joy-Conも交換していきます。
左Joy-Conはスティック不良のほかに、以前交換するために分解したときに、先述の「レールに接続されているケーブルを引っ張らないように」をやらかしたおかげで側面のケーブルがまるごと死んでいます。
具体的に言うと、緑のLEDが点灯しないのと、SL・SRボタンが反応しないのでおすそ分けプレイが出来ません。外出時にスマブラやろうとしたら出来なかったです。
これも同じあすか修繕堂から出している交換部品を購入。
分解は多少配置が違う程度で、同じようにスティックを交換する手前まで開きます。
フラットケーブルを取り外して、本体とレールを分離して、
ネジを2箇所外して、
新品を取り付ければ…、
ポチったの左右逆じゃね?
何で両方ポチッておかないの…?
と、何故か上手く取り付かないケーブルに苦戦してたら左右逆オチで、結局スティックのみ交換。今度駄目になったら買おう。
左Joy-Conのスティックの交換は問題なく終了。
結局、Rボタンの修理とレール基板の交換はパスしたから次のスティック不良が出たときに修理するつもり。
この改良品っていうのがいままでの部品と違ってどれくらい持つのか…?