ついに剣盾の大型アップデート第2弾のカンムリせつげんが追加されました。
100種類以上のリストラポケモンの復帰や伝説のポケモンの捕獲チャンスと大賑わいですが、10月はゴースト・あくタイプのレイドバトルがピックアップされて色違い厳選をしています。
色レイドに遭遇したけど、この前のタルップルみたいな理想性格の6V個体と改造レイドを疑いたくなる。
— 水主月 ゆーき (@YukiKakotsukiSG) 2020年10月3日
夢特性持ちじゃないから判断が難しい。 #ポケモン剣盾 #NintendoSwitch pic.twitter.com/yoQHKL8bim
今日の色。
— 水主月 ゆーき (@YukiKakotsukiSG) 2020年10月10日
10回程度のレイドで遭遇するという。おみとおしだったからとくせいカプセルですぐに壁貼り用に育成できる。 #ポケモン剣盾 #NintendoSwitch pic.twitter.com/BXIVroSH7e
キョダイマックス持ちのゲンガーとオーロンゲはそれぞれ3日と10日に遭遇して無事に捕獲。
特にオーロンゲは壁貼り要員として非常に役立つから今回の遭遇は嬉しい。
今月のレイドは変化技や状態異常が非常に厄介なメンバーが偶然か何か分からないですがピックアップされています。
まず、ゲンガーは100%のろわれボディー持ちで、ゲンガー相手に攻撃技を当てると30%の確率でかなしばり状態になります。
自分はレイド攻略に大抵こだわりアイテムを持たせているので、発動するとわるあがきのみになるのと、サブ技に切り替えるにしてもメイン技に比べたら大した威力が出なくてクリアに時間がかかったりとか…。
30%くらい一撃技が当たる確率じゃんって思うけれど、何故か攻撃した4人が全員がかなしばりに遭うという機会も少なくはないです。
かなしばり状態はダイマックスをするか、メンタルハーブ(消耗品の1回限り)を持たせる、もしくは特性のアロマベール持ちがPTに居れば回避することができます。
なので、ゲンガー攻略はマホイップで参加していました。
色は、本当は色違いのキョダイマックスの素質持ちマホミルを持っていたけど特性が通常特性のスイートベールだったので諦めて、ハロウィンのかぼちゃっぽい色にしました。
アロマベールは自分自身のかなしばり以外に、PT全員が防ぐことが出来るので出番が非常に多くて、ひとり1回攻撃するたびに特性発動のサインが出てきたりとか…。
30%って一撃技の命中率と同じはずなんだけど必中レベルになってない…?
ゲンガーはさらに1ターン目に確定でさいみんじゅつで眠り状態にしたり、2ターン目に確定でほろびのうたで全滅を狙ってきます。
良心的なのはゲンガー自身の耐久力が低かったりバリアが3回と最小なので、ほろびのうたで全滅したり、眠り状態から自然に起きるうちにレイドが終わってたりとか、そこまで対策が必須と言えるほどではなかったです。
余談で、味方にかたやぶり持ちがいるとアロマベールは無視してのろわれボディのかなしばりは効くらしいです。実際にドリュウズやカイロスがかなしばりに遭ってるシーンを見かけたこともあったり。
それで、ダイマックスの相手が放つ衝撃波でアロマベールの特性がかき消された場合は、ゲンガーより遅いマホイップが攻撃したらかなしばりに合うんじゃないかと思ったら、こっちはアロマベールの保護がかかるという。
イマイチ衝撃波の特性かき消し効果がわからないけどこっちの挙動がバグなのかな?
オーロンゲは3つの特性のうちひとつが「わるいてぐせ」。攻撃を受けた時に相手の持っている道具を奪うことが出来るので、たとえばザシザマで行けば1ROMで1回しか手に入れる機会のないくちたけんたてが2度と戻ってこなくなるし、こだわりアイテムはウッウロボでも生産ができないBP交換アイテムなので貴重だし、挑むたびに消滅してたら洒落にならないです。
…っていうのは嘘で、レイドバトルでアイテムに干渉する技や特性は不発に終わるので気にせずに挑むことができます。
ほかの特性はおみとおしといたずらごころ。
おみとおしだと、味方のもちものがくちたけんとくちたけんとくちたけんとくちたけんであることが4回のメッセージで表示されてちょっとテンポが悪いくらいで戦闘に影響はないです。
…一度、わざレコードを持っている味方が居ることをおみとおしでバラしてたけど、本当にいるのか…。
変化技はいちゃもん持ちで、同じ攻撃を続けて使えなくなります。
相手がフェアリータイプなのでザシザマのきょじゅう技で4倍ダメージを狙えますが、それを縛ってくるのが面倒。
つるぎのまいと交互に技を出せば気にならないですが、4人で挑んでると積んだだけで終わる場合も…。衝撃波でリセットされるより悲しいです。
で、ここからが真の本題。
今月のバケモノのサザンドラの攻略。
以前のミュウツーレイドを思い出す、「2回目のバリア展開をするまでは2回目の攻撃に必ずわるだくみを使う」のが難問。
あく・ドラゴンタイプなので格闘技の通りが良く、味方にインファイトを使うポケモンがいれば、1ターン目に特攻2段階・特防1段階の差がある攻撃を、2ターン目には特攻4段階・特防2段階の差がある攻撃を放ってくるのであっという間に沈みます。
これは体感だけど、1回目に弱点を持っている相手を優先してダイマックス技を当てて、わるだくみで強化して弱った相手に3回目でトドメを刺したり、ハイパーボイスで全体を攻撃してから、わるだくみで強化して弱った相手に3回目でトドメを刺したり、倒しやすい相手を集中して賢く狙ってる…ような気がします。
対策なしだとしっかりレベル上げしたムゲンダイナでもダイドラグーンとトドメの一撃で沈められる強敵です。
じゃあ、さっき手に入れたオーロンゲで挑発と壁貼りで凌げば戦えるんじゃないかと。
…弾かれます。
オーロンゲのいたずらごころは、「すべての変化技を必ず先制技にすることが出来る」効果と、「すべての変化技に相手があくタイプの場合は無効にする」効果の2つが発動してしまうので、最初は自分も相手を縛れない謎に驚きました。
(オーロンゲのピックアップレイドの期間中だから、野良レイドでオーロンゲを持ってるけどちょうはつ壁貼りはしないで初手ダイマックスやソウルクラッシュ連打が多いので、変化技を使おうとした点は十分良いんだけど…。)
ミュウツー相手ならわるだくみ封じ戦法が通じたのにサザンドラは効かないなら勝てないじゃないかと困ったので別の方法を考えることに。
じゃあ、ちょうはつはオーロンゲの専用技じゃなくてほかのポケモンにも使えるのだから、いたずらごころを持っていないちょうはつを覚えられるポケモンを使えばいいと思って使ってみると次に問題が発生。
ふしぎなバリアを貼られると、相手に対して変化技が全て弾かれてしまいます。
一番分かりやすいのは、サポートトレーナーのルチャブル。フェザーダンスが効いてるところを見る機会はなかなかないと思うくらいふしぎなバリアに弾かれます。
ふしぎなバリアは体力が一定まで減ると展開されますが、逆に1番目に攻撃するプレイヤーの一撃を受けて展開しない場合も珍しいです。
1番目に攻撃するプレイヤーでメジャーなところは種族値S148のザシアン、S142のドラパルト、S130のムゲンダイナあたり。
ザシアンがきょじゅうざんを当てれば確実にふしぎなバリアが展開されるので、これよりすばやさが上でちょうはつが撃てないと、わるだくみで超強化されてあっさり全滅と。
剣盾+鎧でガラル参戦しているポケモンで、単純な種族値で上を行くポケモンならテッカニン1種類だけ。ちょうはつは覚えないので不可。
1ターン目ですばやさを上げてザシアンより上に出る方法はないかといろいろ悩んで、初手アイテム消費+かるわざとか案は出してみたけど、ザシアンがきょじゅうざんを撃つ前に先に出るのはほぼ不可能。
じゃあ、こだわりスカーフ持って4ターンちょうはつし続けるだけのポケモンならザシアンより遅くてもいけるんじゃないかという考え。…これは味方に殴られそうだ…。
その線も諦めて、もう高火力ポケモンでサザンドラが動く前に仕留める作戦をやってみたもののレイド失敗が続いて心が折れる。
多分、色レイドを粘るよりも味方のダイマックス個体のダイバクハツ披露シーン集を作るほうが面白いんじゃないかとやさぐれる程度には失敗続きになっているので、サポートポケモンを作ってレイドクリアを安定させることが優先かなと選定をやり直し。
じゃあ最速ザシアンより遅くても準速ザシアンを抜く考えで、性格補正をかけてないザシアンが入っているPTの時だけレイド成功すればいいんじゃないかという妥協をしてポケモンを選定。
ザシアンになるべく追いつく、ちょうはつを覚えられるポケモンは、ゼラオラ。
ザシアンの最速はすばやさ実数値が434で、ゼラオラの限界は423。
ただ、ザシアンの性格がすばやさにプラスされてなくて、努力値AS252振りだけなら395なので超えることができます。
最近のつぶやき的にものすごく苦手なレイドに遭遇してずっと成功を祈ってた。
— 水主月 ゆーき (@YukiKakotsukiSG) 2020年10月19日
じゃれつかれまくってるサザンドラには同情する…。 pic.twitter.com/HC5ee2OK7x
実際に成功しているのがこの動画。
種族値がゼラオラより優れているザシアンよりも先に動いてちょうはつを当てることでサザンドラのわるだくみを阻止しています。
2発目以降がプラズマフィストなのは、トライアタックやハイパーボイスでゼラオラのちくでんを発動させて回復させたり、ムゲンダイナなどのドラゴンタイプで挑んでいる味方のダメージを軽減できます。
…フェアリータイプで挑むためにみずタイプ混合のアシレーヌを使っていたり、ダイマックス技が能力を下げる技が多くてかちき発動の機会が多いミロカロスを使っているときはむしろ大ダメージになっているのは申し訳なさが…。(ならインファイトに切り替えろよ)
なんたらcomのキョダイインテレオンとかキョダイカメックス使ってる奴は大抵AS(CS)252とか自動で振ってあるから、ダイアタックを上書きしてダイサンダーは無慈悲にもしめやかにダイバクハツシサンします。改造厨に慈悲はない。
で、ゼラオラで3つ首ドラゴンを挑発しまくっていたら、いつの間にか300体ほど倒していて、それでも未だに色違いレイドには遭遇できず日数だけが経過して、カンムリせつげんの大型アップデートが始まりました。
ザシアンを超えるすばやさを持つポケモンも沢山入国をして、怒涛のすばやさ200のレジエレキも爆誕。まだレイドで見かける機会は少ないので、ちょうはつ失敗で全滅はPT編成事故として諦めるとして、ほかのポケモンも気になるので見ることに。
次に早いのはフェローチェ。ザシアンより早くてちょうはつも覚えるという自分が欲しかったスペックの持ち主。ただし前作はやってないのでダイマックスアドベンチャーを進めないと手に入らないです。GTS交換に期待するしか。
さらにフェローチェより僅かに劣るけどザシアンよりすばやさが上の、今作初の伝説ポケモンのバドレックスのこくばじょうのすがた。
すばやさはザシアンより上でちょうはつを覚えるし、今作だけで確実に手に入るのは十分優れていて、さらにさらにリフレクターとひかりのかべも覚えられる、自分が欲しかったスペックすべてを兼ね備えているおうさまポケモンです。
そんなわけで無事ストーリーを2時間ほどで進めて捕獲しました。
育成は対サザンドラのみを今は想定して、D252は確実に降って、悩むのはすばやさ。
ゼラオラのときに、最速ザシアンに遭遇したら全滅は諦めると考えていたら、意外と最速ゼラオラを越すザシアンに遭遇するのはレアでした。
確かに攻略系でザシアンはレイド用なら攻撃にプラス補正の性格にしろとおすすめにするところが多いので、その影響ですばやさにプラス補正をかける個体は少ないのかなと。
そうするとザシアンのすばやさはS252の準速だとして395になるので、すばやさにプラス補正のみで369、もう少し努力値を振ってあげると、努力値120のときに実数値402になります。
(努力値が10倍にしているのはドーピングアイテムがキリ良く使いやすいから。もっとケチれば実数値を396とか397とかでもいいのかも。)
これでわざわざ252も振る必要はなくザシアンより先に行動ができるようになって、余った努力値は他のところにも配分できます。
耐久にも特攻にも振ったのが上の状態です。
技はちょうはつ・リフレクター・ひかりのかべを覚えさせて、もう一つ悩んで覚えさせたのはかふんだんご。
むしタイプの特殊技で、あくタイプに効果抜群が取れるのと、もうひとつの効果で味方に当てると体力最大値の半分(ダイマックス中は4分の1)を回復できます。
さらにひかりのかべを展開して受けるダメージを軽減しているので、単純に体力を半分以上回復することになります。
それにぽいんぽいんと、ストーリー中でにんじんを育てるために舞ったおうさまダンスが戦闘中に毎回見れます。超可愛い。
7分の動画を2分17秒に短縮したから飛び飛びだけど、おうさまでPTにザシアンと黒馬バドレックスがいる状態で4ターンクリアのサザンドラレイド。
— 水主月 ゆーき (@YukiKakotsukiSG) 2020年10月28日
ザシアンより先に動いてあくタイプに先制してちょうはつ、壁貼りからの味方回復、最後に攻撃と全部やりたいことをこなせた。 pic.twitter.com/elA8oohjIp
戦闘自体はこんな感じ。残念ながらおうさまダンスはカット。ねじ込めば良かった。
ただ、ダイアークは4倍弱点なので、わるだくみ阻止しようがひかりのかべを展開しようが1発は耐えても次の2発目でたとえダイマックス技じゃないあくのはどうでも喰らえば簡単に沈みます。
その代わり、1ターン生存して壁貼りまで出来ればたとえNPCのポケモンだろうが未育成だろうが、相当のことがなければ沈まないほどの民の安全をおうさまが保証してくれます。えらい。
と、サザンドラレイド終了まで残り3日。果たして色違いレイドに遭遇できるのか…?