過去作のMHXXでは序盤のテンプレ装備にフジフジという、攻撃力UP【大】を優先して付ける装備がありました。
武器攻撃力を＋２０するというシンプルで強い効果で、武器攻撃力の低い序盤には役に立ちます。
が、G級になると武器攻撃力がかなり高く、足し算の攻撃大ではスキルの重さに対して効果が薄いことと、掛け算の会心率を上げるスキルが付けやすかったり、超会心といった会心率が高いほど強化されるスキルがあるので、攻撃スキルの出番がなくなっていきます。
今作の攻撃スキルは過去作のように足し算をしつつ、LV4からは会心と同じように武器攻撃力を参照した掛け算にもなります。
お陰で終盤にも必須スキルと言えるほど使いやすくなっています。
上位装備ではレウスSアーム、ジャナフSコイル、ハンターSグリーブがそれぞれ攻撃LV2が付いていて２スロ装飾品が３箇所あるので、これでLV7までは簡単に付けることができます。
ただ、気になるのはLV7まで発動させなければいけないのか、LV4で止めていいのか分からないので、実際に武器を付け替えながら比較してみました。
まずはカムラノ鉄大剣。未強化だと攻撃力は５０です。
ステータス表示では力の護符・爪を持っている状態なので＋１５された状態で表示されています。
これに攻撃大をLV1からLV7まで付けると、下の表になります。
この表の「攻撃力表示」はステータス画面の、武器攻撃力＋力の護符爪＋攻撃スキルの増加量を足した値です。
「前LVと比較」は単純にLV2－LV1やLV6－LV5といった計算で、「平均増加量」は今LVとLV0のときの差をスキルレベル分で割った、スキルレベルひとつ分に対する平均増加量といったイメージです。上の表からカムラノ鉄大剣LV1の場合は、LV4以降はスキルレベルを１つずつ増やしたとしても上昇量が２ずつしか上がらなくて効率が悪いと見ることができます。
カムラノ鉄大剣LV1は匠LV5で切れ味緑になるので発動させてから、修練場で溜め斬り→強溜め斬り→真・溜め斬りの３発を当てたのが「修練与ダメ」の項目になります。
次はナルガ大剣「暗夜剣【宵闇】」に百竜スキルは攻撃力UP、これに集中LV3を付けて切れ味が緑になるように斬ってから修練場に行きます。
…ひたすら切れ味を落とすために蛙の甲羅に大剣でピッケルカンカンやってたけど、ハモンに怒られるんじゃないかなこれ…。
ナルガ大剣の場合はLV3からLV4の掛け算になるときに合計＋１６と大きく上昇して、LV7では＋２８になります。
LV3の足し算のときは１レベル毎に+３していって、LV4以降は平均的に１レベル毎＋４されていると見ることができます。
修練与ダメは会心率＋３５%が付いているので、緑ゲージ時の最大値と最小値を記録しています。
次は大剣で攻撃力最大のゴジャガズバァ。
百竜スキルは会心強化にして－１５％から軽減させています。
（ただ、無属性の攻撃力全振り百竜大剣は２３８まで上昇するけど、切れ味や会心的に実用的ではないので放置。）
またこれも背中を叩きまくって切れ味を緑にしてから真・溜め斬りをやっていきます。
こちらはLV3からLV4のときに合計で＋１８されて、LV7で＋３３になります。
LVが上がると増加量も多くなることが実感できますが、攻撃珠が２スロ装飾品で、ほかの火力スキルも２スロ装飾品であることが多いので、無理にLV7まで必要かどうかは悩みます。
例えば体力に赤ゲージがあるときにLV1毎に＋５される逆襲や、モンスターが怒り状態のときにLV1毎に＋４と会心率が約＋３％される挑戦者も２スロ装飾品で、攻撃LV2が付いている防具２部位と２スロが３箇所あった場合、攻撃LV7にするよりもそちらをLV3にしたほうが良い場合があります。
（ノーダメージで瞬殺できるとか、怒り状態になる前にハメ殺すとか言われたら常時攻撃力が上がる攻撃LV7のほうが有利かも…？）
今月末には２回目の大型アップデートが控えていて、もしかしたらG級や上位高難易度クエストの追加でさらに武器攻撃力が底上げされる可能性もあるので、攻撃スキルの増加量が跳ね上がる場合もあります。
とりあえずはVer2.0の現環境での武器攻撃力１８０～２３０辺りで攻撃スキルがどれくらい増加するかといった話になります。
